バッテリー容量目一杯　長距離移動　アシスト自転車

電動アシスト自転車の購入を考える時には、自分の利用目的と、どれくらい乗るのかという事を考えておかねばなりません。

考える事としては、坂道をどれくらい走る事になるのか、荷重・積載量はどれくらいになるのか、移動距離はどれくらいになるのか、などを考えておかねばなりません。

それがわかってから、何を選んだら良いのかという風に検討して行く事になると思います。

気になるのは、バッテリー容量が目一杯だった場合の長距離移動になるとどうなんだろうという問題があります。

例えば、1回の充電で20kmまで走行出来ますという記載がある電動アシスト自転車を購入したとして、日々の移動に使う距離が片道10kmという事であれば、往復で丁度充電を使い切ってしまう計算になります。

商品詳細ページに記載されているこの数字というものも、坂の有無・荷重の量・道路状況によってまた変わって来ますので、実際に使うとなるとギリギリであれば少し不安です。

1日で充電を使い切ってしまうと、充電もマメにしなければならなくなりますので、急速充電が可能なタイプなら良いですが、充電に時間がかかってしまうタイプだと、面倒に感じてしまう事もあると思います。

また、バッテリーは乗っていれば消費して容量が減って来ますので、走行距離はだんだん短くなって来ます。

こういう事を考えると、初めからバッテリー容量ギリギリの機種を買うと、坂道で電池切れなどを起こしてしまい、そのアシスト機能をフルに活かせないという事にもなってしまいます。

このような問題もありますので、おおよそですが、1日で走る距離の3倍程度の容量のあるバッテリー搭載機種を選ぶようにすると安心出来ます。

最近は長距離・長寿命タイプの小型化された軽量モデルなどもありますので検討してみると良いと思います。

また、余りにも長距離を移動するという場合は、自転車にも限界はありますので、違う乗り物を検討する事も考えた方が良い場合もあると思います。

電動アシスト自転車は、楽とは言え、制限もあり、あくまでも人力の機械ではありますので、そのあたりも考慮しつつ考えてみると良いと思います。

無理のない距離でこそ最大のメリットを活かす事が出来ると思います。